■政府統計の窓口 e-Stat
先に述べたように、様々な政府統計サイトの窓口として、e-Stat(https://www.e-stat.go.jp/)というwebページがある。このページから家計調査のここから先は少しわかりにくいので、ページの画像を転載しながら解説したい。
まずはトップページ。
上記の上段の帯にある「統計データを探す」をクリックする。
すると統計データを探す方法ページに移動する。
ここでは「主要な統計から探す」をクリックする。
すると各種の統計分野が表示される。このページの分類の「企業・家計・経済」という項目リストに家計調査がある。ここをクリック。
最新結果一覧ページが表示される。
(画像は2016年5月3日にプリントした)
家計調査の最新データはおおむね一か月後の平日にアップされる。
ここで「家計収支編」という分類の中にある「二人以上の世帯 詳細結果表」の月次をクリック。
他の年月の統計表一覧というページに移動する。
ここでは2000年以降月別のデータページが用意されている。最新月データをアップした後も、時々修正データがアップされることがあり、その場合はupというマークが付されている。
ここで調べたい月をクリック。
表番号にて分類を項目別にわけている。欄外に記されている通り、各行にあるExcelなどのマークをクリックするとデータがダウンロードされる仕組みだ。
日ごとの詳細な消費項目を調べたい場合はページをロールダウンして<日別支出>の下にある表番号6-16の「品目分類による日別支出 二人以上の世帯・勤労者世帯」のExcelデータをダウンロードすればよい。
ひと月ごとのデータを抽出する方法は以上のやり方でよいが、場合によっては「二か月にわたって調べたい」「四半期~半年、1年から5年・10年と年月の推移を調べたい」という人もいると思う。あるいは、「全部の品目データは必要なく、食品に絞って調べたい」「衣料品、インテリア用品など特定の品目に絞って抽出する必要がある」という人かもしれない。
そこで、次回は複数月の期間でデータを選択して抽出する手順について解説したい。
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