問題解決の思考を学ぶⅡ 解決策の立案 その8

―論理思考を的確な言葉で表現する

メモ書きで意識すべき2つ目のポイントは、『言葉を的確に表現する』だ。これは、頭の中にある感覚やイメージを相手に伝わりやすい言葉で表現するということである。

例えば「あの人の言っていることはわかりにくい」とか、「この文章は何が言いたいのかわからない」といったことを感じることがしばしばあるだろう。

内容の構成やストーリーがわかりにくい場合もあるが、表現者が独特な言葉の使いまわしをしたり、言葉に対する感性が聞き手の言葉の感性と食い違っていたりしてわかりにくく感じさせてしまうことがある。

わかりにくさは相手を疲れさせるし、誤解にもつながる。
また一方で、状況によっては相手が自分の都合の良いように解釈する場合もあり、やはり誤解が生まれる。

このような事態を避けるためには、メモ書きのトレーニングによって常に言葉の感度を養うことである。あいまいな表現を避け、誤解されにくい言葉の表現方法を意識し、相手とのスムーズな意思疎通を図るようにする。

わかりやすい話や理解しやすい文章は、初めて会う人や自分とは異なった考え方をする人とコミュニケーションをとる時に非常に役に立つだろう。

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